インデックスホームコトノハDaily>Dailyログ2006年5月−8月

▲コトノハDaily

コトノハDailyログ2006年5月−8月

2006-5-8 (Mon)Version 
例によって某所からの転載+加筆修正orz。しかも、一週間以上前に書いたやや賞味期限切れ記事。ネタバレ多分無し映画トークですが、虚心に見に行きたい方は読み飛ばしてください。

【RENT】
明るく生きることがこんなにも哀しいなんて、思わなかった。



 ……とまぁ、中途半端な書籍の帯コピーみたいで恐縮ですが、映画「RENT」の感想を一言で表すとこうなります。

 てワケで、たまたま見た予告編オフィシャルサイトか、ウォーカープラスでどうぞ)珠玉の出来だったもので、予告編が良いだけの作品で無い事を期待して、映画「RENT」を初日(4/29)観覧してきました。20時からの回だったのですが、友人が15時前に渋谷Bunkamuraまで整理券を取りに行ってくれたので、早い順番&良い席で無事鑑賞。感謝。ちなみにこの日は最終的に全上映回とも満席の盛況。あぶねぇ。。。

 さて、本作はブロードウェイのミュージカルが原作なので、もうそのまま、映画の中でミュージカルしてます。ミュージカルの演出に対して「なんでここで歌い始めるのかわからない!」など(←意外に多い)どうも自分とは合わないな、と感じている人は、やめといた方が賢明です。ミュージカルの演出が好きな人、そんなもの意識したことない人……ワシは無学にして全く映画史を知りませんが、古くはウエストサイドストーリー、ある意味でオズの魔法使い、あるいはウディ・アレンや、最近流行のミュージカル原作映画などなどを、作品の良し悪しはともかく、それらを“映画作品”として見られる人は、観覧に問題はないかと。

 まぁ、映画の定義やミュージカルの定義なんて、簡単には出来ないので、あくまで感覚値ですが。

 シナリオは、通常の映画以上にご都合主義でシンプルです。ただ、それらを表現する劇中でキャストが歌う数々の歌が、コロンバス監督の動きのある映像とあいまって、非常に印象深く心に刻まれます。とにかく、映画鑑賞後に売店直行→サントラ購入してしまったほど、音楽が良いです。

 そういえば、本作のメインキャストは、ほとんどが本作初演時(オフブロードウェイからあっという間にブロードウェイに昇格した時)の役者だそうです。歌唱や動きに説得力があるのも納得。

 この作品に出てくる人たちは、誰もが困難な問題を抱えています。抱えながらも明るく生きようとする姿を見ていて、ワシはとても哀しくなりました。陽気に歌っているシーンで涙ぐむなんて、あまり無いことです。

 劇中の歌に「No Day, But Today.」という歌詞があります。「今日だけしかない」今日という日を一生懸命に生きることがどれだけ大切か、さらに言うなら、予告編でも流れる主題歌「Seasons of Love」の歌詞(和訳)「一年間は52万5600分。人生の中の一年を何を目安に計ろうか?」に象徴される一分一分を大事にすることがどれだけ大切か、それを考えさせられます。

 劇中、気になったのは日本語訳。いや、英語のまったく分からないワシが言えたもんじゃないですが、特になんとなく歌詞って分かるじゃないですか。そんな中、なんかニュアンスの違う訳だったり、ダブルミーニングされているものがさらっと流されてたり、もうちょっと表現を考えてほしかったです。

 ともあれ、「ミュージカル映画」という形式を受け入れられる人であれば、この映画はオススメしたいです。テーマ、演出、曲、どれも中々に見応え聞き応えがあります。舞台のライブ感こそありませんが、このミュージカルを1800円(学生1500円)で見られるなら安いものかと。



 ワシ自身は、2年半前にブロードウェイ@ニューヨークに行ったことがありますが、その時鑑賞したのは、現地に住んでいた友人の勧めで一緒に見た「美女と野獣」。他に海外でだと、「オペラ座の怪人」を10年近く前にロンドン独り旅中に見ましたねー。えぇと、ワシは英語はもうまったく完全にダメダメダメですが、前者はワリと単純なシナリオ&英語だったんでなんとか鑑賞に付いていけましたし、後者はストーリーをほんのり知っていたので、演出の素晴らしさで感動に打ち震えました。

 ブロードウェイに行ったときは「RENT」のことを何も知らなかったのですが、今またニューヨークに行ったら、是非舞台でも見てみたいですね。そして、ニューヨークに行ったことがある人は、例えダウンタウンやイーストビレッジに行ったことが無くても、より本作の深みを感じられると思います。これを「アメリカのリアル」とまで言い切れるほど小生はアメリカを知りませんが、こういうリアルも存在するんだろうな、ということは感じます。

2006-5-15 (Mon)Version 
ここ最近のも、自称“ニュース”サイトの形、ってのはダメ?(←迷いが見えますなw)

【ピタゴラスイッチ狂想曲】
 いや、本当はピタゴラスイッチではなくRube Goldberg Machine(ルーブ・ゴールドバーグ・マシーン)ですが。

 先日に「ピタゴラスイッチはネ申」と題して、その中で扱っている「ピタゴラそうち」や「Honda Accord」のCMとかを紹介しましたが、紹介した動画のアクセス数がすごかったらしく、Google Currentでも紹介されていました。

Google Current Pitagaro

 まぁ英語なんで何喋ってるかはさっぱりわからんちんですが、なんでも、GoogleVideoやYoutubeで一番人気だったみたいですね。司会者さんが「ピタゴラスイッチ」の番組名について「ピタゴラス」に触れつつ、『Rube Goldberg Machine』(ルーブ・ゴールドバーグ・マシーン)の発案者ルーブ・ゴールドバーグを紹介。AccordのCMも含めて他のRube Goldberg Machineの映像も紹介しています。

 でも、番組で一番面白かったのは、司会者の人が一生懸命音程も真似ながら「ピタゴラスイッチ」って言ってたことと、番組タイトルが「Pitagaro」(ピタガロ)になってることかな。惜しいっ!

 前の日記に貼っていたGoogle Videoのリンク先はエラーになってたんで、You Tubeから同じもの(ファイルはふたつ)を貼っておきます。

その1その2

 あと、上には入っていないピタゴラそうち画像。

1011

 ここまででも、ちょっとしたRube Goldberg Machineマニア(っていうかピタゴラそうちマニア)ですが、さらにその疑いを深めてみせましょう(何

 やはりYou Tubeからですが、

Japanese Rube Goldberg Contest

 これ、TVチャンピオンの『コロコロからくり装置王選手権III』準優勝チームのものらしいです。6分に渡る大仕掛けのRube Goldberg Machine。最後の動きは感動ものですよ。

 そして、これはゲーマーには絶対に見てもらいたい! リンク先はまたもYou Tubeですが……

Nintendo Rube Goldberg Animation

 CGですが、このセンスと音楽に、ゲームっ子は涙すると良いと思います。そして、衝撃のオチにゲームっ子は全米で号泣です(何

 ちなみに、ピタゴラスイッチをきちんと見たことは、いまだありません(ぉ でも、またまたまたもYou Tubeから……

アルゴリズムたいそう〜たいそうのお姉さんといっしょ〜
Choregraphie Pitagora Suiichi

アルゴリズムこうしん〜忍者といっしょ〜
Algorithm March

2006-5-24 (Wed)Version 
最近、幾つか特定のキーワードでこのTOPに飛んでくる方が多いようなので、SEO対策でもしてみようかしらとか思ったり思わなかったり(しませんよw)。

【ヤマアラシとその他の変種】
 Yahoo!オークションで、こんなCDを落札しました。



KERALINO SANDOROVICH PRESENTS
P-FREAKS HOUR
ヤマアラシとその他の変種
 PORCUPINES AND OTHER TRAVESTIES


 参加アーティスト/タレントがすごいですよー。

出演者:
大人計画,健康,斎木しげる(シティボーイズ),Z-BEAM,爆笑問題,ビシバシステム,松尾貴史(キッチュ)

音楽出演者:
ケラ,あがた森魚,遠藤賢司,大槻ケンヂ,桐島かれん,小松亮太,高橋佐代子(from ZELDA),知久寿焼(from たま),ちわきまゆみ,西村知美,THE BEATNIKS(高橋幸宏・鈴木慶一),パンタ,福富幸宏(from SODOM),ブラボー小松,巻上公一(fromヒカシュー),松尾貴史

 このCD、1990年に出たものですが、とっくの昔に廃盤。たまに思い出したように探していたのですが、まれにヤフオクに出るというので調べてみたら、ちょうど手ごろな価格で出ていたので入札→落札しました。ちなみに、高値がつくときは6000〜8000円くらいまで行くとか。

 さて、「出演者」と「音楽出演者」が分かれておりますが、お察しの通りこのCDは楽曲もありつつ、コント的なネタがメイン。いわばスネークマンショーへのオマージュ、かな。最近で言うとグループ魂も近いのかも。

 ワシが初めてこのCDを聞いたのは、確か高校生活の中頃だったんで1993年あたりでしょうか。友達が学校に持ってきたのを聞いてみれば、ワシ好みのなんともいえないユルい笑い。カセットテープに落とさせてもらったのですが、それもどこかに行ってしまって、本当に久しぶりに聞きました。

 当時は出演者のウチの半分も知りませんでしたが、今見てみれば、駆け出しの頃の爆笑問題大人計画も出ていたんですね……爆笑問題の芸風、この頃から変わってないんですね……w

 今一度聞きたかった一番好きなネタが、松尾スズキと温水洋一が交わす「電話」。モヤイダとタカハシの絶妙な距離感の会話がサイコー! あぁ、面白い! あぁ、音声ファイルをUPしたい!(ぉ

2006-5-25 (Thu)Version 
超珍しく連日更新w

【地球最後の日にたいようを思ふ】
 さて、本日巨大彗星が地球に激突して人類が滅びる警鐘を鳴らされている中、皆様いかがお過ごしでしょうか? 昨夜の東京は雷鳴が幾たびも轟き、その度に彗星の破片が落ちてきたのではないかと肝を冷やしたものです。

5月25日に地球に落ちてくる彗星のまとめ

 ……えぇと、まぁ「彗星衝突 5月25日」でググってもらえればどんな騒ぎかはお察しいただけると思うのですが、現在地球の側を通過している「シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星」が、地球の公転と交差して、地球にぶつかる、という説をフランス軍の元航空管制官が発表した、ということです。

 でまぁ、まとめサイトなどで紹介されていた、「隕石衝突のシミュレーション映像」と称した各映像が結構面白かったので紹介してみます。いや、全部YouTubeからなんですけどね。

This is the day.(約7分)
ディープインパクトとアルマゲドンの映像を継ぎ接ぎした感じかしら?使っている音楽が“Komm Susser Tod”ってあたりに、エヴァヲタ臭を感じないでもない。でも、良い編集してますわ。

地球46億年の物語 Meteorite Collision(約7分)
NHKスペシャルで放映された、太古の隕石衝突シミュレーション映像。これはすごい。さすがNHK。でも、こんなの掲載したらNHKに勤める友人に怒られるかも……

人類滅亡の日の5月25日はこうなる(約5分)
増田こうすけ氏のギャグマンガ日和という作品のアニメ。無理矢理このニュースにこじつけて紹介されています。シュールすぎて好き。

 まぁもちろんワシは「ぶつかることはない」と思っているわけですが、なんでも一番近くて600万マイル(約1000万km)を通過するとかどこかに書いてありまして、それって広大な宇宙では結構なニアミス。確かに、ちょっと肝は冷えますね。

 しかしアレですな、「地球滅亡」とかよく言いますが、これは仮に起こっても「人類滅亡」ですな。人間他、多くの生物は大打撃を受けるでしょうが、地球は淡々と、次の日もその次の日も回り続けるんでしょうなぁ。



 でまぁ、天体ネタを続けるわけですが、2chVIP板のまとめサイトのひとつにあった紹介スレ。

太陽デカスギ ワロタ

 いやー、太陽と、宇宙の巨大恒星との比較がされているんですけど……結構、声を失うほどのものもありました。

●精神的ブラクラ1
恒星大きさ比較!


精神的ブラクラ2(JPG)
へび座のわし星雲M16(この柱の長さは9兆4608億km。ちなみに地球〜太陽間は1億5千万km)

Power of Ten(YouTubeより。約9分)
1メートルを基準に、10のn乗ごとに大きくなっていき、小さくなっていく映像。見れば分かるこの唖然とした気持ち。や、良くできています。

 まぁあれですね、宇宙やそこに存在するものの大きさたるや、普段は意識することも無く生きていますが、こうして身近な“太陽”を基準に見ていくと、その途方も無さを感じますな。

2006-6-6 (Tue)Version 
前回の更新で紹介しそびれた隕石衝突の映像>手塚ゾーン

【限りなく創造に近い模倣】
 ネタのソースとして2ちゃんねるを使いつつ、もうずっとじっくり見る時間も気力もないワシにとって、案外重宝してた……は言い過ぎにしても、ちょくちょくのぞいていたのが、VIP板から面白いスレを抜粋して転載していたまとめBlogサイト(VIPブログ)。その数は50サイトを超えていたとか。

 だいたいそういうサイトは、豊富なアクセス数を活かしてアフィリエイト広告を貼り、まぁそこそこ稼いでいたそうです。で、最近VIP板住人とそのVIPブログ群とでバトルが繰り広げられ、多くのVIPブログが閉鎖されています。

●まとめサイト→VIPPER vs VIPブログ連合

 7年くらい前なら、バトルウォッチャーアネックス(懐)あたりが喜んで食いつきそうなネタですが、それはさておき、VIP板の方では「アフィリエイト目的の転載はダメー!」というルールを持ち出して、VIPブログ叩きに躍起になっています。下手したら「著作権」を持ち出しかねない勢い。

 でも、なんか滑稽なんですよね。

 自分らが楽しむため、VIPに書き込むためには、はっきり言って著作権も、下手したら人権も無視して、世に溢れる情報を二次利用して書き込んでいる彼らが、それをさらに三次利用しているVIPブログを叩いている。そこにはまぁ、転載に限らないいろんな問題があるようですが、事態を単純化した対立構図に対してすっごく思うのは、

 要は金儲けしてるのが気に入らない、ってだけだろ?

 「自分らと同じ土俵にいるはず人たちが、ちょっとした知恵を使って金儲けしている」って状況に対して、人ってすごい嫉妬心と敵愾心を抱くじゃないですか。電車男の時だってそう。まとめサイトの「中の人」バッシングなんて、その典型です。

 「豊富なアクセスを背景にアフィリエイトで利益を得る」というのは、ある種新しいビジネススキームとして確率されつつあります。ワシの続けているmixiだって、利用者の書いているレビューページに基づくアフィリエイトで利益を上げています。

 VIPブログも、mixiも、別に良いじゃないですか。アクセスしてくる人がいて、アフィリエイトで購入する人がいるんですから。

 著作権云々の問題もあるでしょうが、まぁそもそも2ちゃんのそれが危ういところにそれを盾にされてもねぇ、と思いますし、さらにいうなら現行の法制化の著作権も、日本国憲法第九条並に解釈論になりつつある中で、著作権そのものを考え直すべきだと思いますし。

 この辺のことを、大学でお世話になった某KC氏が、現代アーティスト村上隆氏の例も挙げて、ワシの20倍くらい分かりやすく面白く書かれていましたので、リンクしておきます。

VIP系ブログ連合炎上の「しっくりこない感じ」
召還するかドアを開けるか回復するか全滅するか



 先のKC氏の稿にも書かれている、村上隆氏の孕む矛盾に関連して。

 最近、芸術選奨を受賞した和田氏の作品が、アルベルト・スギ氏の作品に酷似している、として盗作疑惑が話題になっています。まぁ和田氏のケースでは、作品を見比べて見ると、盗作と言われても仕方がないほどそっくりでしたのでこれは仕方ないと思うのですが、これに関してとあるアーティストのエピソードが印象的でした(確かマイミクのどなたかが紹介していたテキストだと思うのですが……すいません、かなり記憶が曖昧です)。

ある画家の贋作が市場に出回っていて話題になった。ある記者がその贋作を持って画家の基に取材にかけつけ「どう思いますか?」と聞いたところ、その画家はその絵にサラサラと自分のサインを書いて「こうすればボクの作品ってことだね」と言った。

 このエピソードをどう考えるかは、非常に難しい問題も孕むのですが、ワシは、たんなる感覚で言うなら、この画家の行動は大好きです。

2006-6-12 (Mon)Version 
連続で、村上龍の小説タイトルをもじっていますが、むしろ彼の作品は苦手です。

【全ての模倣は創造品である。】
 前回の話題の一部を、もうちょい一般論化して掘り下げてみます。

 古今、「この作品、似すぎてるんじゃない?」という話しは、枚挙に暇がありません。

・ジャングル大帝(手塚治虫)に酷似したライオンキング(ディズニー)。
・不思議の海のナディア(GAINAX)に酷似したアトランティス(ディズニー)。>参考:ナディアとアトランティスの比較

 ……この例示に他意はないですよw

 まぁ、別に今はそれを糾弾したいわけではありません。海外の作品に「インスパイア」されたであろう日本の芸術作品も数多くあります。国の別や地域の別、洋の東西に国の内外、その全てを問わず、芸術ってのは相互に影響を与えあっているものなんだと思います。

 今の世の中、特にこの情報化が過度に発達している世界で、完全にオリジナルなものを作り出すほうが困難です。仮に、製作者が「見たことが無い」ものであっても、誰かが似たものを見つけてきて「盗作だ」と騒ぎかねない。

 「創造は模倣から始まる」なんてセリフは古代から使い古されているわけで(いや、実際にいつごろから使われ始めた格言かは知りませんが)、それをすら踏まえて、今後の芸術を創っていくには、

●パクっていることを明言する。
●パクられたほうは受容する。


くらいの器量が、創る人全てに必要なんじゃないですかね。

 ちょっと極論に話が飛びますが、何かの書評で読んだSF小説風に言うなら、猿から進化していようが神なる存在に作られていようが(←前提をこのように定めるのは神主心得見習としていかがなものかと思いますがw)、全ての人間は、最初のヒトのコピーじゃないですか。というより、生物はその根元からして、模倣の性質を持っているわけです。

 芸術だけが、そこから例外になるとは、ワシには思えないんですよねー。

 99%の模倣品と1%の完全オリジナルがあれば、そして99%の模倣品も、その幾つかが個々人にとって充分に魅力的ならば、それで良いじゃないですか。

 模倣を認めない風潮が、オリジナルを産み出す眼を摘みかねないことも、ワシは懸念します。

2006-7-3 (Mon)Version 
ご無沙汰ー。

【小休止】
 ちょっと、サイト自体の方向性と運営手段についていろいろ考えているので、小休止させていただきます。今月中には考えてるのを具現化したいけど、単純にお仕事などが慌ただしかったりもするので、ちと、微妙。

 いつも来ていただいている方、無駄足を踏ませて申し訳ありません。次は、8月に入ったくらいに来ていただければ大丈夫だと思いますよ。希望的観測。

 その頃には、みんなブックマークからこのサイト削除してそうだけどなっ!(涙ながらに

 ではでは、近い未来にまたこちらにて。

2006-7-5 (Wed)Version 
もー、小休止しようとすると燃料投下されるんだもんなー。と言っても例のアレなミサイルではないよ。一昨日書いたとおり、小休止は継続中ですw

【中田の「記事」に、ふと思う】
<中田英寿>現役引退を表明 “新たな自分”探しの旅にと(Yahoo!ニュースより)

 ワシ、中田選手と同い年です。サッカーは、たまにTV観戦する(そしてW杯では注目する)くらいの薄いファンですが、それとは別に、中田選手の動向や姿勢は、同い年の人の活躍を楽しみ感心する、的な視点で見、応援してきました。

 だから、やはりこのタイミングでの引退発表は驚きですし、残念でもあります。でも、彼が「今」決断した気持ちも分からないでもない。これは、単なる思いこみかもしれませんが分からないでもないんです。

 だからまぁ、今はとにかく「ありがとうございました」と言いたい。



 ただまぁ、Yahoo!のTOPにも居座り続け、それだけ注目されているこの「記事」。Yahoo!ニュースの、というより引用元の「毎日新聞」(あるいは他社の記事も)の記事を読んでいて、ものすごい憤りを感じているんです。

 それは勝手に読み仮名を付けていること。

 分かっちゃいるんです。各新聞社、編集部には、それぞれ規定があって、報道記事は読者のために、たとえ著作者が書いていないものであっても読み仮名を付けることが出来るのは。まぁ、「俺」「頃」にまで読み仮名が付いていたのは驚きましたが。そして「招聘(へい)」という付け方にはもっと驚きましたが。きちんと「招聘(しょうへい)」と、熟語単位で付けたれよ。

 ただ、最後に、『(ホームページから原文のまま)』と入れている。これは良くない。

原文に読み仮名なんて入ってねーだろーが!

 余りにもアクセスが集中しすぎて、nakata.netの原文が読めない読者は、記事だけを読んで終わらせる場合がほとんどでしょう。その読者に対し、読み仮名の付いた稿が原文だと誤解させかねないこの記述は、報道側の怠慢と傲慢です。

 何を細かいことを……とほとんどの方は思うでしょうが、文章って、こういう細かいところで受け取る印象が全然変わってしまったりするものなんですよ。

 そもそも、小説でも新聞でも「読めない漢字は調べろっ!そして覚えろっ!」と思っているワシですから、読み仮名を付けること自体に違和感を感じていますが、それにしてもその原稿を「原文のまま」と言い切るのはさすがに許し難い。

 この稿を書いた中田選手のためにも許し難い。

 一文、『(ホームページから原文のまま。読み仮名は引用者。』と入れればまだ良かったのに、それをしなかっただけに、中田選手の引退発表の記事は台無しになってしまいました。

 ……まぁ多分、世間の99%の方にとってはどうでも良いことなのだろうとは思うのですが(苦笑)。

2006-8-9 (Wed)Version 
うん、まぁ、ぶっちゃけゴメン。

サイト運営手段の変更を計画し続けているのですが、まったく手についておりません。8月になったら変わってるかもとか言っておいてこの様。まるでワシの人生のようじゃ orz

すいません、もう少し手間をかける時間が必要なようです。始めてしまえば数時間の作業を始められないこのもどかしさ。まるでワシの人生の(ry

▲コトノハDaily

2002 Tomosaku All Rights Reserved
Mail to tomosaku@yscompany.com