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コトノハDailyログ2006年11月−12月

2006-11-13 (Mon)Version 
うん、まぁ、ひと月半ぶりの更新だねorz。つか、TOPのURLにブログを組み込みたいんですが、誰かナイスな手段とか知りませんか?(あったらメールでご連絡を!←他力本願)

【(ネットの)歴史は繰り返す】
 まぁこっちはひと月半放置しながら、某所ことmixiでは「毎日何かを書く」ってことは続けているのですが、今日はその、mixiからのお話。

 mixiの「mixi ご利用上の注意事項」という通知部分の中に、過日、面白いものが更新されました。青字部分は引用。一部は抜粋。


  * * * よくあるご質問 * * *
  2.日記を書くときの注意点
  Q.日記にはどのようなことを書けばよいでしょうか?



 ねーだろ、そんな質問っ!(まぁ、アンサーは日記リテラシーに関して説明してます)


  * * * よくあるご質問 * * *
  6.mixiを安全に使うために
  Q.日記やトピック、コメントなどに、mixi以外のウェブサイトが紹介されていたので見てみたい。
  A.リンク先のウェブサイトがどのような内容か分からない場合は、むやみにURLをクリックしないようご注意ください。外部のウェブサイトには、お使いのパソコンに悪影響を与えるものや、ワンクリック詐欺、フィッシング詐欺をおこなっているものなど、悪意のあるウェブサイトである可能性も考えられますので、十分ご注意ください。
  Q.mixi用の便利なソフトウェアやウェブサイトがあるので使ってみたい
  A.(mixiで公式配布しているソフトウェア以外の)ウェブサイトのご利用で不具合やトラブルが発生しても、mixi では一切責任を負いかねますので、ご利用に際しては十分にご注意ください。



 んー、ここの回答に書かれていることって、ネット初心者が必ず通る道、なんですかねぇ。。。

 ワシは、インターネットを始めたのが1998年頃と、早くもなく、遅くもない、という世代です。自分が初心者だった頃、やはり悪意あるページや、悪意あるツールを、そうとは知らずに踏んだり落としたりしていました。それこそ、ブラクラスパイツールなどですな。

 その頃のネット人口なんて、今から比べればとてつもなく狭く(それでもパソ通の時代よりは全然広がってたのでしょうが)、結構、サイト運営者や掲示板で会った全然知らない人でもお隣さん感覚というか……そう、ちょっと前のmixiに似た状況だった気がするんですよねー。

 で、インターネットにしろ、mixiにしろ、爆発的に拡大して、それに伴って「ネットを利用する悪意」と「ネットへの理解が浅い人による悪意無き迷惑行為」(チェーン日記とかがこれにあたりますな)も拡大してきて、まぁいわゆる「ネットリテラシー」ってものが重要視されるようになってきた、と。

 今回の「mixi ご利用上の注意事項」を読んでると、かつてのインターネットの黎明期に「ネットマナーとは」みたいに解説してたウェブサイトを彷彿とさせるんですよねー。

 SNSってのは、従来のインターネットの使い方に対して、パラダイムシフトを巻き起こした革新的なシステムだと、個人的には思っています。きっと、SNSをキッカケにネットにはまりこんだ人も少なくないはず。でも結局、人の歴史がそうであるように、同じことは繰り返されるのだな、なんて上から目線で感じてみたり(失敬w)。

 で、この話、ほんのり続く予定です(ぇ)。

2006-11-15 (Wed)Version 
あ、で、すいません。今更ですがこのテキスト、某所こと、この話題の先で書いているものの焼き直しです。

【「mixi疲れ」をちょっと考えてみる】
 一応、前回の日記の続きなんですけども、あんまり関係なくなっちゃっていることは秘密。

 先週のニュースで、ちょっと気になったですが。

「ようつべ」「mixi疲れ」も はてなキーワード、今年も「現代用語」に(ITmedia)

 まぁ、このニュース自体は、「はてなキーワード」から「現代用語の基礎知識」に採用された単語が幾つか(と言っても100近い)ありますよ、ってことが主題ですが、久しぶりに「mixi疲れ」って単語を見たな、と思ったのです。

 で、mixi疲れといえば、同じくITmediaの以下の記事や、FPNにも面白い記事が載ってます。

「mixi疲れ」を心理学から考える(ITmedia)
コメントの義務化に見る『mixi疲れ』の秘密(FPN)

 mixi疲れってもの自体に関しては、これら記事が良くまとまってますし、ワシは、概ね首肯しうるかな、と思っております。小難しく言っているキライはありますが、それはワシも同じことなんで。笑。

 ま、結局「依存」と「認知欲求」ってところに集約される気がします。要は以下のフローだってことです(ま、紹介記事の通りですが)。

mixiをマメにやってるといろんな人がコメントをくれる(認めてくれる)

mixiに依存する

もっと認めて欲しくてもっと頑張っちゃう

実生活に支障をきたして疲れちゃう


 でも、コレに似たものってどっかで見たこと無いですか? ワシはその例として、「2ちゃんねる」と「ケータイ電話」が挙げられると思います。ちょっと拡大させれば、友達や有名ウェブサイトの掲示板もだし、ICQやMSNメッセンジャーすら入ってくるかもしれない。

 つまり、mixi疲れの原因に類するものだって、昔からあったワケですよ。そのツール(として表に出てきているもの)が、今はたまたまmixiってだけで。だからこれは、mixiがどうこうと言うよりは、やっぱり「人」と「ネット」との付き合い方の問題かな、と思います。



 ちょっと話しがずれますが。「ケータイ」と「mixi」に関しては、mixi疲れとは別の共通点も持っていて、それは、今やmixiって、ケータイの電話帳と同じような効能を持っていると思うんですよ。

 すなわち、友達と繋がるためのツール。

 ケータイの電話帳が消えたら、発狂しそうになるくらいダメージを受ける人は少なくないと思います。誰かとの繋がりが、ケータイの電話番号によって成されているわけですねー。同様に、mixiで繋がっている人にとっては、mixiというメモリが消えるのは、結構な大義かと思います。しかも、もしかしたら相手がmixiを辞めることで、一方的に消えてしまう可能性も孕んでいる。



 ちなみにこの、(今はmixiでですが)何かを毎日書くっていうワシの姿勢も、「認知欲求」と、自分自身に対する「義務感」の表れだってのは、明記しておきます。笑。



 余談。FPNを漁ってたら、参考になりそうな面白い記事があったので。

実名のミクシィと仮想のセカンドライフの違い(FPN)

2006-11-20 (Mon)Version 
……一応、前回前々回の続きだと思いますが、続きなのに書いている主旨が変わっていくマジック。

【依存リスクヘッジ】
 前回、前々回に書いたことをまとめると、mixiと絡めて社会問題的に騒がれていることは、人とネットとが付き合い始めた頃から変わっていない根本的な事柄であってそれがたまたまmixiという場で行われているだけ、という点と、mixiからネットにハマり始めた人にとっては初めて直面する事柄なので社会問題化してるのね、という点。ニワトリと卵の寓話を思い出しますな。どっちが先か。

 でまぁ、今日は一般論からパーソナルな話に持ってきて、じゃ、ワシは如何様にネットに接し、依存してきたか、って点を、まぁひとつのケーススタディとして書こうかな、と。

 まず大前提としてあるのは、まぁ何度か主張もしておりますが、ワシにとって「書くこと」はライフワークであり、途切れず続けさせたいと思っている事柄です。まぁこれは、文章書きを目指すものとして自分に課している修練のようなものだとお考えください。前回の日記で、何かを毎日書くことは自分自身に対する「義務感」だ、って書いたのは、ここにあたります。

 さて、ワシは2001年から当サイトを開設し、運営しています。一応、「自称ニュース系サイト」として、世の中の事件や報道に対して物申す、的なサイトのつもりです。一番の主眼はマスコミ批判で、報道や情報の垂れ流しについて警鐘を鳴らすテキストが多いつもりです。「つもり」ばっかりだな。

 最盛期には、一日に400〜500人くらいのアクセスがあり、掲示板も、友人や、通りがかってテキストを読んでくださったお客さんとで、そこそこ盛り上がっていました。ニュースからネタまで含めて、毎日何らかのテキストは書いており、他サイトを巻き込んでの議論も幾つか起こし、議論系サイト界の片隅でですがささやかながら知られた存在にもなり……。ワシにとっての「認知欲求」は、ここで結構満たされていたと思いますし、少なからず依存もしていました。

 その当サイトも、今や月に数度も更新すれば良い方で、日々のアクセスも10いかない日もあるほど。ワシにとっての書く場は、完全にmixiに移ってしまいました。これはやはり、「足あと」と「コメントの付けやすさ」という、「読まれた実感」が味わいやすいからだと思います。

 結局、「書きたい」から始まってはいるんですが、「読んで欲しい」そして「読んでもらった実感」といった欲求を満たしたいんですよね。ワシが「依存」しているのは、その欲求。

 だからワシは、mixiに依存しているとは思ってませんし、そこにこだわりはありません。書いて、読んでもらえる場さえあれば、それがどこであっても構わない。今は、それがたまたまmixiだってことです。

 ただしワシには、根本的に依存しているもの(人、場)が、三つあります。これを明かしてしまうことは、弱点を晒すようなものなので書きませんが……三つに分かれているのは、リスクヘッジ、って点でも自分を守っているかもしれません。どれか一つ(ないしは二つ)が駄目になっても、残ったところに依存できるので。

 結局、「書くこと」も、それら依存できるもの(人、場)がある上に成り立っているので、例えば明日mixiのサーバーが全部落ちてサービス不能になっても、あるいはケータイのメモリが急に全てなくなろうとも、まぁ、そんなに落ち込まない気がします。

 ということで、結局何が言いたいかと言うと。

 mixiやケータイ、あるいはもっと大きくネットでも良いんですが、そういった「ツール」や、「ツールを通じた人間関係」だけに依存するのは危険ではないかと、ワシは思っているんです。人は依存からは逃れられませんから、その対象を分散させ、あるいはよりリアルな関係に持ってくることで、自分自身を守ることも必要なんじゃないかな、と。

 自分にとって何が大切か。「mixi疲れ」などに陥っている人には、そこをもう一度考えて欲しいな、と思います。少なくとも「ツール」が重要になっているんだったら、それは改善すべきポイントではないか、と感じます。

2006-12-23 (Sat)Version 
年末年始でサイト構成変更(TOPにblog導入)したいなぁ。。。

【クリスマスはいつものアレ】
 毎年、自サイト内リンクを貼ってるだけの気がしますが、ま、それだけ5年前は頑張って書いたんだ、ってことでダメ?

クリスマス物語2001

 文中のリンク切れも相当数なので、こりゃ、遠からず再構成した方がいいですな。……そう、来年くらいまでに(遠っ!)

2006-12-29 (Fri)Version 
恐らく年内最終更新。今年も元旦まで絶賛会社業務。元旦からは神主業務。

【冷蔵庫】
 一昨昨日、我が家の二階に新しい冷蔵庫が届きました。

 トモサク家は、プチ二世帯住宅でして、一階、二階共に、キッチン、風呂、トイレがあります。今の家に引っ越してきて20年、住む組み合わせは微妙に変わっていて、

第一期
二階:父、母、兄、トモサク
一階:祖父、祖母

第二期
二階:父、母、兄
一階:トモサク
※祖父母の相次ぐ他界により。また、第二期初期に父も他界。
※この頃、我が家の一階はワシの友人のたまり場でしたな(遠い目

第三期
二階:母、トモサク
一階:兄、兄嫁
※兄の結婚により。

 てな具合ですな。昨年あたりに一階の冷蔵庫が新しく、大きくなり、母が「二階も新しくしたいわー」てなことを呟いていたものですから、えいやっ!とワシのボーナスで買ってみました。

 今までのより、容量も1.5倍で、使いやすく、なにより新しい(当たり前)。ホント、主婦って新しい家電が好きですよねー。買いに行ったときの母の喜びようといったら。

 さて、この30歳の一年間、実は自分の気持ち的にちょっと位置づけていることがあります。

 それは、「還元の一年」

 モノか、カネか、気持ちか、形式はなんでも良いのですが、今までお世話になった人に、恩返しがしたいな、と思ってるんです。

 生臭い話ですが、現在のワシは、時間がないのはデフォルトとしても、収入は人生で一番落ち着いている時期です。お給金は人並みに貰い、高かった学費は返し終え、自分で事業をやってた頃にこしらえた借金もやっと完済。貯金はガチでゼロですが、まぁ、宵越しの金は持たない人なんでしかたない(←ダメ人間)。

 自分の気性的に(後先考えない/思い込んだらまっしぐら)、いつまたビンボー生活に戻るか分からないんで、あるウチに、いろいろ恩返ししたいな、と。

 ここで、「あるウチに貯金」とはならないあたりがアレでナニ。

 まぁ、やはりお世話になった最たるは親であり家族(そしてワシは、父に恩返しが出来なかったので、残っている家族にはよりいっそう)ですから、これまでも地味にやってきましたが、どうしてもモノや食事になってしまいつつ、返していきたいです。

 まぁ、何をしたか、よりも、それで喜んでくれてればなによりですね。

 もちろん、恩返しをしたいのは家族だけではありません。もしたまーに気前が良かったら、ほんのり、そんな理由かもしれません。

 なーんて書いちゃうと「おごってー」コールが沸き起こりそうでややガクブル。笑。

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